「西陣の日・職人さんのリレー語り部」に参加
2018年11月14日
報告です。11日、私は西陣織会館で開催された「西陣の日・職人さんのリレー語り部」に、短時間でしたが参加し貴重なお話しを伺いました。くらた共子市会議員(着物姿)も、参加しました。
「リレー語り部」は、西陣織に関わる主な8工程についてその分野の第一人者が語るという企画で、「意匠図」(紋)の工程については、伝統工芸士の川上忠義さんが語りました。
また、撚糸については、「本撚」の第一人者として叙勲も受けられた平野弘明さんが、先々代、先代から受け継いだ撚匠の技と歴史について、語りました。
私は、このような貴重なお話しを一つひとつ独立してお聞きしたり、講演を残すことが必要と思いました。
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11月11日は、毎年、西陣織工業組合をはじめとする13団体で組織されている「西陣の日」事業協議会が記念式典を開催しています。11日をさかいに今年も9日から13日まで西陣のものづくり関連工業フェアが行われています。「西陣の日」は、応仁の乱の戦火がおさまり、全国に散っていた織手が京都に戻り、西軍の大将であった山名宗全が構えたといわれる戦陣跡あたりに住み着いて機音を響かせる端緒となった日が11月11日であることから1969年に定められています。