「日中不再戦の碑」50周年の集いであいさつ
2018年09月18日
16日午前、「日中不再戦の碑」が、京都は嵐山の中之島公園に建立されてから50周年を記念する集いが、日中友好協会京都府連合会の主催で開催され、仁和学区敬老会の後に駆けつけて挨拶しました。集会には、かみね史朗京都府会議員も参加しました。
この碑の表には、「日中不再戦 良慶 九十四傁」とあります。これは、当時94歳であった清水寺管主・大西良慶翁の揮毫で、1968年7月に盧溝橋事件30周年を記念して建立されたものです。
碑の裏側には、「日中戦争勃発三十周年を記念し、日中不再戦の悲願をこめて、広く京都府市民の協力により、景勝の地嵐山に碑を建立した。これは日清戦争から太平洋戦争を通じて、日本ならびに中国の人民がこうむった悲劇を、断じてくりかえさない決意の表明である。
同時に、いままた侵略勢力が横行している時、日本・朝鮮・中国・ベトナムなどアジア諸民族は固く団結し、再びアジアを戦場としない決意の表明である。 一九六八年七月 日中不再戦運動京都実行委員会」とあります。
*******
私は、こうした碑の由来にも触れ、「私は、ベトナム反戦運動が高まる学生時代、大西良慶師や碑の発起人のお一人でもある蜷川虎三府知事に直筆の色紙を書いてもらって不戦の集い成功へのカンパ活動をしたとことをいまでも思いだす。あの色紙をとっておくべきだったと、今は大いに悔やまれるのですが・・・」と紹介。
ご参加のみなさんから「懐かしいな」のお声とともに、笑いを頂戴しました。また、「河野洋平元衆議院議員議長が、『政治の役割とは戦争をおこさせないこと』だと喝破したような政治状況となっているが、安倍9条改憲を許さないたたかいが急務」だとして、「みなさんの日々のたたかいとともに、現時点の最大の焦点となっている沖縄での玉城デニー候補の勝利にぜひお力をお貸しいただきたい」と呼びかけました。
集会参加のみなさんと、最後に集合写真をとりました。