5日、西陣織工業組合新年総会に出席
2018年01月6日
5日、西陣織工業組合の新年総会・従業員表彰式が西陣織会館で開催され、来賓として出席。
長年の友人である「さーぼん」こと、山本定夫さんが永年勤続優良従業員京都府知事表彰を受けました。同じく、村山洋介さんが伝産功労者(近畿経済産業局長)表彰を受けました。おめでとうございます。
なお、新年総会に、日本共産党からは、くらた共子京都市会議員、さこ祐仁京都府会議員が出席しました。
西陣織工業組合は、昨年「呼称550年記念事業」を終えたばかりで、参加者は口々に「551年目の新しいスタートの年」と強調していました。写真下は挨拶する渡邉隆夫理事長。
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ところで、京都のまちには今、いわゆる「レンタル着物」で闊歩する若者・外国人が多く、京都府では今年、マジックテープなどを使って「10分以内で着れる着物」のコンテストなども計画されているそうです。
しかし、問題は着物を含め、ほんものの京都の和装・伝統産業、文化の継承と発展です。そのためには、例えば「京都の大学を出れば、少なくとも自分で着物が着られる」など、裾野の需要を本格的に広げる教育、施策が必要ではないでしょうか。
本日は、西陣の優秀従業員表彰(写真は京都府知事表彰)も行われましたが、技と文化の伝承へ正面から向き合う必要を痛感しました。