15日、定例記者会見。「設置認可は撤回しかない」ことがはっきりした

2017年11月16日

 

15日、国会対策委員長としての定例記者会見を行いました。

記者団からは、野党の質問時間削減問題と文科委員会での質疑について、小池都知事の希望の党代表辞任について等々の質問がだされました。

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私は、文科委員会で行われた加計学園の獣医学部新設をめぐる疑惑のついての質疑は、当初から指摘していたように、質疑者自身から「答弁がデタラメで、質疑時間が短すぎる」との声が上がり、質疑時間が不足していたことは誰の目にも明らかだと、最初に強調しました。

 

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問題点としては、答申を出した大学設置審議会では、政府が新設許可の要件としたいわゆる「石破4条件」について何ら議論されていないこと。同審議会が7項目の是正を要求する”警告”を出すなど、政府の「他の申請者と比較して『熟度が高い』などの答弁がウソであることが質疑で明らかになったと述べました。

 

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元々が「加計学園ありき」との国家戦略特区のやり方が間違っていたことが浮き彫りになった」と指摘し、「真相究明のために、加計孝太郎氏の証人喚問と安倍首相出席の下での質疑が不可欠だ」と主張しました。