「政治とカネ」の問題で安倍首相を追及。予算委員会基本的質疑
2015年02月25日
25日、私は、衆議院予算委員会の基本的質疑で、西川公也前農相の辞任に関連して、安倍政権で繰り返される「政治とカネ」の問題を追及し、企業・団体献金の全面禁止を求めました。
その中で、閣議決定である「大臣等の規範」を紹介。国民の疑惑を招かぬよう、営利企業の役職員兼務禁止や大規模な政治資金パーティーの自粛などを定めています。その規範に照らして、西川前農相の規範に反する事例を示し、「その人物を大臣に任命した責任は大きい」と追及しました。
私は、20数年前の「政治改革」で、企業・団体献金は禁止が必要との議論が行われ、政治家個人への献金禁止とはなったが、政治家が支部長を務める「政党支部」には献金できる、政治家の政治資金パーティー開催を認めたことで、企業・団体献金が温存され、いまだに政治とカネをめぐる疑惑が繰り返される根源になっていると批判しました。
さらに、安倍首相ら主要閣僚の、企業・団体献金とパーティー収入の実態を明らかにし、「カネの力で政治が動かされているのではないかと国民が疑惑を抱くのは当然だ」と指摘し、今こそ企業・団体献金は禁止すべきだと主張しました。