キューバ、マリ副議長、エルナンデス商議所会頭と会談//ラム酒工場見学//革命広場、アメ車試乗
2017年08月7日
8 月 2 日の、マリ全国人民権力議会副議長らとの会談では、核兵器禁止条約に関する国連会議でのキューバの尽力、中南米カリブ海諸国共同体(CELAC)における活動などについて、私の方から言及。
マリ氏は、核兵器廃絶は、キューバの一貫した立場であること、フィデル・カストロ氏の広島訪問も重要な契機となったこと、さらにCELACにおいての 2014 年のハバナ宣言を基軸に、平和、民族自決権の擁護の方針があらためて語られました。
夜には、日系企業関係者との意見交換夕食会がもたれました。キューバ政府が日本からの投資を積極的に臨んでいること、他の諸国との競争の現実が語られました。
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翌日は、エルナンデス商業会議所会頭と会談をしました。
日本からの投資を増やす問題で率直な議論を交わしました。同氏は、2002 年から 2009年のあいだ、駐日大使として、在京したことなど語りました。
私は、その時期に、同氏が日本共産党の大会に出席され、意見交換した記憶を述べ、同氏は、何度か大会に出席し、お目にかかったと話が弾みました。
会談後は、キューバ特産のお酒であるラム酒工場・ハバナクラブを見学。スタッフからの説明を受け、樽がたくさん保管されている倉庫を見学しました。
発送されるラム酒の各種をテーストする栄誉にもよくしました。
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キューバでは、二年前に比べて、黄色の新車のタクシーが、たくさん増え走っていました。もちろんキューバならではの特殊性、50 年代のアメリカ車(アメ車)の観光タクシーは健在です。
川端達夫衆議院副議長(団長)の粋な計らいで、乗ることができました。
革命広場には、「建国の父」とも言えるフィデル・カストロ氏の葬儀に際して、100 万人を超える市民が参加したとのことでした。ハバナ市民は、200 万人ですから、いかにカストロ氏が敬愛されていたかがわかります。