こくた恵二

こくたが駆く


奈良・新春のつどいで記念講演

 12日、日本共産党奈良県委員会と同後援会が開いた「新春のつどい」で記念講演。
 いま、なぜ日本共産党かと問いかけ、外交、内政、政党の三つの角度から、この間、日本共産党が果たしてきた役割と値打ちを語った。自民党や他の野党が、どの分野でも国民に訴えるものをもたず、支持基盤を崩壊させている状況をのべて、「無党派の受け皿に共産党が一気になる可能性」があるという研究者の分析を紹介した。だからこそ、支配層も生死をかけて共産党攻撃をしかけている。公明党の反共攻撃の悪質さと同時に、事実を示せば、うち破れる底の浅さを『グリーンパンフ』を引きながら明らかにした。
 奈良県での日本共産党の役割と特徴は、(1)同和問題、警察不正の追及など「住民が主人公」で、何ものも恐れぬ勇気(2)介護保険利用料の減免を全国にさきがけて県下全市町村で実施させるなど建設的提案で住民の利益を守る(3)大和郡山市への場外舟券売り場の進出阻止など住民と一緒に奈良の良さを生かす党にあると訴えた。
 情勢の進展、選挙戦の様相の変化、政治的条件にふさわしく活動を飛躍的に引き上げるため、いま全党員、後援会員、読者の力をくみつくし、対話・支持拡大などの活動に全力をあげようとよびかけた。

[2003年1月12日(日)]