こくた恵二

こくたが駆く


中西浩さんに労災認定の嬉しい知らせ

 電気工事企業大手のきんでん滋賀支社に勤務中、脳内出血で倒れた中西浩さんが、11月1日に八日市労働基準監督署から労災認定の通知を受けるという嬉しい知らせがありました。
 会社には正確な労働時間の記録がなかったため、中西さん自身が、鍵を開け閉めした時間の書かれたセキュリティー記録などから実際の労働時間を詳細に復元しました。
 この資料をもとに労働基準監督署が再調査した結果、「直前労働時間は労災認定基準の80ないし100時間に相当すると総合判断した」と認定されました。
 私も9月20日、中西さんや京都労災職業病対策連絡会議のみなさんと滋賀労働局に早期認定を求めて要請しました。
 後遺症の残る不自由な体をおして要求し続けてきた中西さん夫妻に心からよかったですねと、ねぎらいの言葉をおくりました。

[2002年11月1日(金)]