こくた恵二

こくたが駆く


滋賀労働局に中西さんの労災認定急げと要請

 電気工事企業の大手「きんでん」滋賀支社で、長時間労働による脳内出血のため倒れた中西浩さんから相談を受け、20日、滋賀労働局に労災認定を急ぐよう要請した。
 中西さん夫妻や京都労災職業病対策連絡会議の人たちが、さまざまな記録を調べた結果、発症直前1か月は、115時間を超える残業をしていることが明白になった。
 労災申請して、1年4か月を経過しているのに決定を出さないのは遅すぎる。
 中西さん夫妻や、京都職対連事務局長の清水良子さん、衆院滋賀1区予定候補の川内たかしさん、滋賀県議の森茂樹さんとともに、「急いで認定を」と求めた。労働局側は、「あと1か月ほどで結論を出したい」と約束。
 第2、第3の犠牲者を出さないよう、会社のずさんな労働時間管理や労基法違反の疑いも指摘し、労働局としての対応を求めた。

[2002年9月20日(金)]