こくた恵二

こくたが駆く


「朝まで生テレビ」で、暴言繰り返す石原都知事を批判

 29日未明、「朝まで生テレビ」に出演しました。番組のテーマは、「石原慎太郎とナショナリズム」でした。
 私は、次期首相として石原都知事が「待望」されているという一部の論調について、「石原氏は、スキーの初心者ではないか。ボーゲン(暴言)しか知らない」と発言。
 つづいて、(1)一部の「石原待望論」の背景について、小泉政治の破たんで国民のなかに自民党政治にたいするいっそうの不信が高まり、「何とか変えてほしい」という思いが広がっていること(2)小泉首相は、自民党をぶっ壊すといったが、壊したものは、国民の生活、経済だけだったこと(3)石原氏は自民党の大臣、派閥の役員、自民党の役員をやったとき何も変えられなかったこと――などを展開。
 石原氏が日本軍国主義によるアジア侵略を肯定し、憲法9条を否定する発言を繰り返していることについて、これが同氏のナショナリズムだと主張。
 石原氏の誤った歴史認識、「三国人」発言などのアジア蔑視発言や、女性や障害者への侮蔑的発言にみられる人権無視の考え方を批判し、もし現職大臣だったら、首を切られているような人物だとむすびました。

[2002年6月29日(土)]