国会会議録

【第159通常国会】

衆議院・国土交通委員会
(2004年5月14日)

本日の会議に付した案件
 政府参考人出頭要求に関する件
 景観法案(内閣提出第三八号)
 景観法の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律案(内閣提出第三九号)
 都市緑地保全法等の一部を改正する法律案(内閣提出第四〇号)
 自動車関係手続における電子情報処理組織の活用のための道路運送車両法等の一部を改正する法律案(内閣提出第八二号)(参議院送付)

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○赤羽委員長 穀田恵二君。

○穀田委員 先日に続き、日歯連の問題と大臣の関係について最初にただしたいと思います。
 この間要求しまして、きょう、大臣からこのように資料が提出されました。これを見ますと、自民党本部からの出と東京都第八選挙区支部の入りの資料です。私が要求したものは、大臣はこれですべてだとお思いですか。

○石原国務大臣(国土交通大臣) 理事会の決定に従わせていただいたところでございます。

○穀田委員 私はこう言ったんです。日歯から国民政治協会、政治協会から自民党本部、自民党本部から東京都第八選挙区支部、この流れを指摘すると、事実を調査しますとおっしゃったんです。岩國委員も、日本歯科医師会から四千万円の政治献金を行われた、これは事実ですかということで、詳細を調べまして御報告させていただきますと。
 ですから、私は、前の、少なくとも日歯連から国民政治協会へ、国民政治協会から自民党本部へ、この流れについても御提出いただく必要があるということを指摘しておきたいと思います。これは理事会でも主張しましたし、そういうことでお諮りいただいて結構ですね。

○赤羽委員長 はい、そういうことで結構です。

○穀田委員 次に、この資料を見て、また、大臣が常々おっしゃっていることと関連して聞きたいと思います。
 大臣は、政党主体に政治献金を募るべきとの政治改革の趣旨に沿って活動と述べておられます。東京都第八選挙区支部という政党支部の支部長を務めています。責任者として、資金の出入りに気を使うのは当然だと思うんです。
 二〇〇〇年から二〇〇二年までの三年間、自民党本部からの交付金が、私が指摘したとおり四回ありましたよね。そこで、大臣が提出した自民党本部の収支報告書によると、七月三十一日、一千万を交付、こう書いて、さらにそれを受けて、自民党本部から出たもの一千万、訂正をしていますね。いつ訂正されましたか。

○石原国務大臣 調査過程で、第八支部の報告書に記載にミスがあることがわかり、訂正手続をとったと聞いております。

○穀田委員 いつ訂正しましたかと聞いているんです。

○石原国務大臣 ですから、調査過程ですから、最近だと思います。

○穀田委員 毎日新聞が報道し、そして私が追及した五月十二日に訂正しているんですね。
 しかし、私がこの間指摘したように、日付は四回とも全部合っているということは確かですね。お答えをいただきたい。(石原国務大臣「ちょっと今聞こえなかったんです」と呼ぶ)私が指摘をした四回の自民党本部からの出と入りと、関係は合っていますよね。

○石原国務大臣 穀田委員が言われた日付を覚えていないので、今は確認できません。

○穀田委員 それは私は不誠実だと思いますよ。私は、日付を言って、これを調査していただきたいと言っているわけですからね。それについて合っているか合っていないかというのは、事実を見れば明らかじゃないですか。これほどの、一千万の話について調査すると言ったことに対して、私が指摘をして、新聞も指摘しているということについて、ほんまやねと聞いて、そんなこと、合っていると言うのは当たり前じゃないですか。そういうものについて、私はどうかと思いますね。
 では、もう少し聞きましょう。
 そのうち一回は二〇〇〇年の選挙の年であって、自民党本部からはほぼ一律に各選挙区支部にも一千万ずつ交付されているんです。それ以外は大体、あなたの政党支部に入っている金額は二百五十万円、五百万円、これは、ほかの選挙区支部に対しても大体一律に入っているんです。先ほどもお話がありましたけれども、一千万交付するというのは非常に大きな額なんです。
 それで、あなたは、会計担当者ないしは事務担当から、この担当を見ますと岩崎純さんという方ですけれども、そういう方から、一千万入ったという報告はありましたか。

○石原国務大臣 いつの献金でございましょうか。

○穀田委員 四回あったわけですから、実際上五回ですけれども、四回でもいいんですけれども、ありましたか。

○石原国務大臣 収支報告を私に見せたときに、こういうものがありましたという話は聞いた記憶がございます。

○穀田委員 それでは、先ほど、どのような基準で配られたのか知らないとおっしゃいました。知る由もないという旨のお話がありました。しかし、私は、一昨日、石原大臣にだけ特別に四回も一千万円交付されているという事実を述べました。そして、きょうの新聞でも、毎日新聞は、「一回で一千万円以上交付されたのは全部で二百九十一回あり、このうち二百七十六回は国から支給される政党交付金が充てられ、大半は衆参両院選挙や補欠選挙の直前だった。」「選挙に関係ない時期の交付は、石原氏の支部への四回を含め計六回だけ。」というふうに指摘をし、私が言ったことも裏づけとしてあります。
 こういう事実について、自民党本部の会計責任者に、どのような基準で配られ、私だけが多いのかということについて尋ねたことはありますか。

○石原国務大臣 ございません。

○穀田委員 ですから、私、前回も指摘したように、自民党本部から政党支部に交付金としてされているお金で一千万というのは非常に多い額だと言ったんですね。それは多いんですよ。しかも、一律に配っているとき以外はほとんどないんだ。
 こういう事実を明らかにし、しかもそのときに、原資が、出ているお金のところが日歯連からの迂回献金ではないかという疑いが持たれた。そして、私はそう指摘したわけですから、今、会長や会計責任者など、捜査等の関係でいないとしても、日歯連のしかるべき人に尋ねる責任はある。
 お尋ねになりましたか。

○石原国務大臣 日歯連が、どういう形で、いつ、どこに政治献金を行っているかということは、私は知り得る立場にはございません。

○穀田委員 知る立場にないから、わざわざ前回教えてあげたんじゃないですか。この日とこの日とこの日と、こうやって一覧表を出して。私は、日歯連から国民政治協会へ、国民政治協会から自民党本部へ、自民党本部から東京都第八選挙区支部へという流れをずっと明らかにしてやったんじゃないですか。
 そういうことについて、そういう疑いが持たれ、そういう指摘をされたということについて、挙証責任はあなたにあるということを私は申し上げておきたいと思うんです。
 そこで、では、次にもう一度聞きます。
 報道では、二〇〇〇年以降は備考欄に政治家の名前が書き込まれ、一部に石原氏の名前が記してあったと言われています。自民党本部と日歯連関係者に確かめましたか。

○石原国務大臣 新聞に書いてあることが全部事実だとは私は思いませんし、まして、何でそんなものがあるのかということも、私、わかるわけがありません。

○穀田委員 いや、私はわかるわけがない、それはわかるわけがないですよ、あっちがやっているんだから。
 問題は、そういうことが疑惑の中心と指摘をされて、そのことが一つの根拠になっているということを見た場合に、そのことについて質問して、少なくとも自民党本部には、ないしは国民政治協会、自民党の政治資金団体である、管理団体である国民政治協会には行っているわけですから、それは調べるというのが当たり前じゃないですか。そして、その疑惑について晴らすという態度が必要とされているんじゃないですか。私はそう思いますよ。だから、そういうものも調べない、それから、先ほど言ったように、知らないという話については通用しないということを私は思います。
 これでは、私が指摘した一連の問題というのは全然明らかにならない。だから、資料についても改めて要求しましたが、ここで、事実を明らかにするために、自民党本部の会計担当者、日歯連の献金について承知している担当者の参考人招致を要求し、そして、当委員会において真実を明らかにするための集中審議を私は要求したいと思います。委員長、お諮りをいただきたい。

○赤羽委員長 後刻、理事会で協議をさせていただきます。

○穀田委員 では、最後にもう一つ。
 二〇〇〇年八月八日の議員会館での会合について、私が指摘をした厚労省の幹部も同席という事実についてお確かめになりましたか。

○石原国務大臣 いつ会合を持ったかという記録は私の事務所にございません。

○穀田委員 そうじゃなくて、私は、八月八日に実は会合が持たれている。それは、勉強会だとか要請だとかといろいろあるでしょう、それはお互いに意見の違いじゃありませんか。だけれども、私は八月八日に会っていると指摘したんですよ。その一つの重要な証拠として、厚労省の幹部が同席しているという問題についても言ったわけじゃないですか。だから、それぐらいは調べて私は当たり前だと思いますよ。
 だから、今お話ししましたように、まず日歯連からどうなっているかということについてお調べがない。それから、自民党本部に対して、名前があったかということもお調べがない。それから、国民政治協会に対して、名前が記載されていたか。自民党本部から交付されるについても一千万というのは多いじゃないかという話もない。厚労省の問題についてもお聞きもしていない。
 私が指摘した点は、少なくともそういった問題については、いや、事実と違うとか、確かめたら違うとか、そうだったとか言うのが、国会議員として、疑惑が持たれたことについて、指摘された内容について調べて答えるのが当たり前だということを私は指摘しておきたいと思います。
 では、本論の景観に戻ります。
 屋外広告物法改正案について聞きたいと思うんです。
 この法律に基づいて、都道府県、政令市、中核市など九十五の自治体で屋外広告物条例が制定されています。地域の美観を損なう営利目的の無秩序な広告物を取り締まることは必要だと考えています。しかし、憲法に保障された政治活動の自由を初め、基本的人権としての表現の自由、思想、信条の自由などが美観の名のもとに不当に侵害されてはいけないというのは当然であり、最も重要だと私は考えます。
 昭和四十八年、一九七三年にこの改正案が出されて大激論となり、衆議院で、国民の基本的人権を不当に侵害しないよう留意すべき旨の修正がされたという経過があることを見てもわかると言えます。
 今回の改正を機に、改めて、各地方自治体の条例の運用に際して、第十五条の趣旨について徹底すべきであると思うが、見解を伺いたいと思います。

○竹歳政府参考人(国土交通省都市・地域整備局長) 今回の屋外広告物法の改正は、景観法の制定に伴い、良好な景観の形成に資するために幾つかの改正をお願いしております。しかしながら、今回の改正は、今までの屋外広告物の定義、許可地域等の制度の基本的な枠組みは変更しないということで、政治活動に関連する広告物の取り扱いについても何ら変更を加えるものではございません。
 それで、今御指摘の四十八年の衆議院におきます議院修正、十五条、今回は二十九条ということになりますが、屋外広告物法の適用に当たって、国民の政治活動の自由その他国民の基本的人権を不当に侵害しないように留意すべきこと、これは、今後とも、この法律の趣旨を踏まえて屋外広告物制度を運用するように、公共団体に示すこととしたいと考えております。

○穀田委員 調べてみますと、この五年間だけでも、非営利目的のビラや政党ポスター張りなどに対して、広告物条例違反を口実にして、警察が逮捕、干渉するケースが後を絶ちません。現場では、警察が干渉する際に、広告物条例違反を口にしています。
 昨年、兵庫では、平和行進が通りますよという案内ポスターを張っただけで逮捕されています。平和行進が通り過ぎれば外すことは明らかなのに、こんなことが起こっています。大阪では、平和盆踊りのポスターでも逮捕されています。美観を口実に、国民の権利、表現の自由、政治活動の自由が制限されることがまかり通るとすれば、私は恐ろしいことだと思います。そういう意味で徹底していただきたいと思います。(発言する者あり)張っているよ。やじはこっちへ来て言ってください。
 二つ目に、では、もう一つ質問します。
 今回の改正で立体都市公園という制度が導入されています。その中で、従来は公営駐車場にしか認められていなかった、都市公園の地下に民間の駐車場を設けることができるようになります。都市公園の地下駐車場に関しては、現状の公営であっても、周辺住民との間でさまざまなトラブルが起こっています。
 民間運営の駐車場の整備に際して、そういったトラブルに対してだれが責任を持つのか。公園管理者である地方自治体など行政機関がこれまで同様に責任を持って対応する必要があると考えますが、この点についての答弁をお願いします。

○竹歳政府参考人 公営の駐車場の周辺でいろいろなトラブルがあるというお話でございますが、一方、駐車場がないために違法駐車等々が行われて住環境が阻害されているという面があると思います。
 いずれにしましても、個別のケースによるわけでございますが、トラブルが起こったときは、それは公園管理者と民間駐車場の方、連帯して処理するということでございます。

○穀田委員 それは立場というのはいろいろありますけれども、やはりその趣旨をしっかり徹底してほしいと思います。
 最後に、きのう私がお示ししました、景観の問題の景観重要建造物について聞きます。
 きのう、二枚の写真を提出させていただきました。それは、平等院の背後のマンションそれから六角堂を見おろす二つのマンションの例ですが、国宝の平等院の後方には二つのマンションがあって、一棟は建築中です。六角堂の背後には、〇一年に十一階建て、〇三年には十五階建てのマンションが建ちました。マンション販売業者がどうやって宣伝しているかというと、入居者募集の際に、京都の三山やこうした文化的建造物が毎日眺められる風光明媚な住まいなどと宣伝をして募集しているんです。国宝級の重要文化財でもこういった事態が進行している。
 せっかく景観重要建造物として指定しても、こうした建造物の周辺に景観を阻害するマンションなどが建てば、せっかくの景観が台なしになる。建造物だけでなく、周辺を含めて規制する必要があると私は考えます。
 そこで、景観法によって、こういう事態を生まないための措置はどうなっているのか、また、こういう状態を修復するにはどのような措置が必要か、お答えいただきたいと思います。

○竹歳政府参考人 景観重要建造物とその周辺、一体的に規制すべきではないかというお話でございます。
 これは、地域地域の実情によりまして、景観計画という中で定められていくことになると思います。
 平等院の周辺につきましては特別風致地区というものが定められていて、その直近では物が建たなくなっておるわけですけれども、これはちょうど宇治の五百メートル離れたところ、五百メートル先のところにマンションが建ったということで、眺望景観のお話もございましたが、どこまで規制するのかというのは、やはりその地域地域で定めていかざるを得ないと思います。
 そして、こういうものが建ったときにどうするんだというお話がございましたが、現在の景観法では、形態、デザインとか色については、既存不適格のものについても七十条ということで手当てができますが、高さについてはそこまではできないという現状でございます。
 やはり、今後、悪くならないように、この景観法というのを活用して地域の景観形成を図っていくということが一番重要なことではないかと思います。

○穀田委員 実は、清水寺の目の前もそういうのが建とうとしたんですね。金閣寺もそうなんです。私、住んでいるすぐ近くだから、よく知っているんです。
 そうしますとどうなるかというと、その土地を恐らくは買わざるを得なくなっちゃうんですね。膨大な金をかけて買わざるを得ないというふうになっちゃうんですね。だから、それほどやはり深刻な事態であるということについても一度石原大臣にも、この間言いましたように、認識を深めていただきたいと私は思っているんです。
 一度建てられると、修復、再生というのは困難だ。だから、ドイツなどヨーロッパでは、そういう建築物に関する土地利用が結構きついわけです。そういうものも含めて、やはり私は学ぶ必要があると考えています。
 したがって、今後、より有効な景観法案の運用を求めて、私の質問を終わります。

○赤羽委員長 これにて各案に対する質疑は終局いたしました。

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○赤羽委員長 これより各案を一括して討論に入ります。
 討論の申し出がありますので、これを許します。穀田恵二君。

○穀田委員 日本共産党を代表して、景観法の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律案に対する反対討論を行います。
 景観緑三法案として提出された法案のうち、景観法案及び都市緑地保全法等の一部を改正する法律案については賛成です。
 世界遺産を守る点はとりわけ重要です。また、各地に残された干潟、湿地、湿原、里山、里地など、自然環境の保存や、地域在来の植物を利用することも極めて大切と私は考えています。
 しかし、景観法の施行法である本法案に含まれている屋外広告物法の一部改正案については賛成できません。
 法案に反対する理由は、屋外広告物法改正案は、屋外広告物を許可制にすることができる地域を全国に拡大するなど、規制の範囲を拡大するもので、このことにより、政治活動の自由を初め、国民の基本的人権を不当に侵害する可能性を強めることになるからです。
 我が党は、美観を害するような広告物が野放しにされることを認めるものではありません。しかし、この法律に基づく屋外広告物条例が、政治活動、市民活動に対する不当な干渉、弾圧の根拠にされてきたことも事実であります。
 屋外広告物法は、一九七三年の国会で、「この法律の規定に基づく条例の適用にあたつては、国民の政治活動の自由その他国民の基本的人権を不当に侵害しないように留意しなければならない。」と規定されました。
 しかし、今日においても、政党や労組、平和、市民運動のポスター張りなどに対して、警察が、広告物条例違反を口実として逮捕、干渉する事態が続いています。
 こうした実態が存在するもとで、屋外広告物に基づく規制の範囲を拡大することには到底賛成できないことを述べ、反対討論といたします。


【「しんぶん赤旗」2004年5月15日】

石原国交相、1000万円の記載もれ
政治資金収支報告 迂回献金追及された直後

 石原伸晃国土交通相は十四日、閣議後の定例会見で、二○○○年七月に自ら支部長を務める自民党東京都第八選挙区支部に対し党本部から交付された一千万円について、政治資金収支報告書への未記載を認め、訂正したことを明らかにしました。訂正したのは、日本共産党の穀田恵二議員が衆院国土交通委員会で、日本歯科医師連盟(日歯連)の「迂回(うかい)献金」疑惑を追及した十二日のことでした。
 石原国交相は、迂回献金疑惑については否定しましたが、日歯連側にパーティー券を購入してもらったことは認め、今後の対応について「(日歯連幹部らは)起訴もされていることだし、その結果を見てどうするか判断する」などと話しました。
 政治資金収支報告書などによると、同支部に対する党本部からの一千万円の交付金は二○○○年から○二年まで四回ありますが、最初の二○○○年七月分だけ収支報告書への記載がありませんでした。いずれも交付直前には日歯連から自民党の政治資金団体・国民政治協会への寄付があり、さらに同協会から党本部へ同じ金額が移動しています。

疑惑もたれたら調査、解明せよ
穀田議員が追及

画像  日本共産党の穀田恵二議員は、十四日の衆院国土交通委員会で石原伸晃国交相の「迂回(うかい)献金」疑惑を引き続き追及しました。
 穀田氏は、総選挙のない〇二年に自民党本部から支部に一千万円を交付したのは石原氏の支部だけであり、党本部から四回も交付金を受けているのがなぜ石原氏の支部だけなのかなど、指摘された疑惑について党本部や日歯連に確認したのかと追及。石原氏は「聞いていない」と疑惑にふたをする姿勢に終始しました。
 穀田氏は、日歯連と国民政治協会の収支報告書が提出されないことを批判するとともに、疑惑を持たれた政治家として挙証責任があり、調査もしない姿勢は許されないと追及。解明のため再度の資料提出や関係者の参考人招致を求めました。

写真=石原国土交通省の日歯連からの「迂回献金」問題で追及する穀田恵二議員=14日、衆院国土交通委