【エッセー】

穀田恵二

平和パン

写真 

 東京・日比谷野外音楽堂で「3・15大集会&銀座パレード」が行なわれ、日本共産党を代表して連帯と決意を表明した。文字通り「老若男女」、子ども、高校生、お年寄りの別なく、音楽堂が札止めになっても次々と参加者で溢れる。入りきれなかった参加者は音楽堂を取り囲むように思い思いの輪になって、ミニ集会を開く。
 銀座を行く人々が我も我もと加わり出発時より3000人も膨れ上がった。みんな行動を待っていたかのようだ。プラカードやデコレーションの多彩さは言うまでもない。私も“平和パン”を持って(写真)最後まで歩いた。
 集会は、「鳥の歌」のトランペット演奏で始まった。世界的チェリスト・カルザスは、「ふるさとカタロニアでは、鳥たちがピースピースと鳴く」と、国連で「鳥の歌」を演奏した。
 私たち人間こそ、世界にピース、ピース(平和)と叫ぼうと、あいさつを締めくくった。
 米国は、国連の決定抜きの武力行使を宣言した。まさに「ならず者国家」ではないか。小泉首相はいち早く支持表明を行なった。国際社会に敵対するこのような無法は必ず裁かれる。世界の平和の努力の前に、孤立しているのは彼らである。
 イラク戦争反対の、1枚のチラシが、1筆の署名が、パレードへの参加が「平和への意思表示」だ。そのことが世界を動かすであろう。(3月18日記)

[「京都民報」2003年3月23日付、国会議員リポート]