穀田恵二
改革の灯を消すな
東大阪の市長選挙が始まった。長尾淳三市長は言わずと知れた日本共産党員。四年前、当時の市長が詐欺でつかまる、公明党の市議会議長が市職員採用の口利き発覚で辞職、職員幹部の談合事件で有罪など、不正・乱脈が相次ぎ、恥ずかしくて東大阪市民と名乗れないとまで言われたもの。
この問題の解決を請われて市長に当選したのが共産党市会議員だった長尾さん。今度は再選めざす選挙だ。私は出陣第一声の応援に駆けつけた。
実感しましたね。市政の流れは大きく変わったと。「昨今、利権と政治家との関係が全国で問題になっていますが、市長の権限が絶大なだけに、市長の政治姿勢が問われています。私自身が利権に一切関与しないという政治信念を貫く」と長尾市長の宣言。ムネオマネーに汚れている、自民、公明の議員に聞かせてやりたいくらい。公共事業の入札予定価格と最低制限価格を事前に公開して、不正な談合が起こらないようにシステムをつくった。
さらに、解同に食い物にされていた同和行政に初めてメスを入れ糾(ただ)した勇気の行政。これは、何よりも清潔・公正な行政をという市民の願いに応えた最大の功績ではないだろうか。
「清潔な政治こそ暮らしを守る」――本当にそうだ。「ものづくりのまち」東大阪にふさわしい施策。市長先頭に、全事業所訪問、実情に即した支援策の検討。「不良債権処理」自民党政治の下での中小企業つぶしを見るときどれだけ親身になっている市政か。京都市政に爪(つめ)の垢(あか)でも飲ましたい。この灯を消してはならない。市民の良識で長尾市長の再選を!
[「京都民報」2002年6月30日付、国会議員リポート]
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