【エッセー】

穀田恵二

「世直しの日」

 いよいよ京都府知事選挙の投票日。森川明さん言うところの「世直しの日」である。最終盤自民党陣営は、与党議員や大企業幹部を集めて「はっぱ」をかけたそうな。相も変わらぬ利益誘導型選挙。このような政・官・業の癒着こそ古く腐った自民党の体質そのものではないか。
 何やら「自民党の候補者を落とすような地域に税金を使うわけにはいかない」の脅迫の言葉が思い起こされる。鈴木宗男氏の得意の台詞(せりふ)。税金私物化のこのような恫喝に「へいこら」従う官僚の姿も浮かぶ。利権を失うこと恐れる醜い「業」。政治をゆがめる“トライアングル”だ。
 国民の批判を浴びてもなおかつ“懲りない”面々。「腐敗政治ノー」、特定政治家に頭の上がらない「相乗り・天下り官僚ノー」の審判を京都で下そうではないか。24年間にわたる自民党府政のもとで、府民に「活力」などつかなかった。中小企業、伝統・地場産業の減少、衰退。福祉、教育の後退。どの指標見ても明らか。生活の実感がそれを裏付けている。悪政=活力を奪い続けた=の「継続」は心底ごめんだ。「転換」こそ求められている。
 森川さんで「日本の夜明けは京都から」再び。

[「京都民報」2002年4月7日付、国会議員リポート]