【エッセー】

穀田恵二

小泉政治許さず さらに

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有事法制・医療改悪反対などで国会報告する穀田議員

 長い通常国会が幕を閉じました。今国会の最大の特徴の一つは、小泉内閣バブルの崩壊が誰の目にも明らかになったことではないでしょうか。
 暮らしの実感からして、過去最悪です。出演した「朝まで生テレビ」で、小泉首相の「通信簿」を、私は、マイナス1.3点としました。内閣発足ちょうど1年、GDPの落ち込みが“過去最悪”の1.3%にちなんだものです。
 今度の国会は「口利き国会」とか「疑惑国会」と称され、「政治とカネ」問題の解決が求められました。小泉首相は、まるで他人事で、何の手もうたなかった点で大失格。外交での無能ぶりは、瀋陽総領事館事件や日ロ二重交渉、「非核三原則見直し発言」で証明済みです。経済運営のかじ取りは不能。あらゆる分野で、マイナス点です。
 もう一つの大きな特徴は、「国民の世論と運動で政治は大きく動く」ことを実感したことではないでしょうか。自公が最重要法案と位置づけた有事法案を、国民的運動と平和を願う世論の発展で、強行成立をストップさせたことです。
 国民に負担増を強いる医療保険、自公は衆・参両院で強行採決の暴挙をやってのけました。その直後、富士宮市で行われたシンポジウムに参加した医師会、歯科医師会の代表は「医療保険改悪の実行を許さない運動を」と語りました。たたかいの炎を燃やし続け、国民の健康破壊をくいとめる粘り強い運動を。
 国民の命を削り、平和をないがしろにする小泉(自民・公明連合)政治は許さないとの運動をさらに広げましょう。解散、総選挙をかちとり、目にもの見せましょう。(了)

[「しんぶん赤旗」2002年8月1日付、国会議員のリレーエッセー]