穀田恵二
“人間の国”への前進誓う
「古希を迎えて 小田実さん 大いにほえる会」に駆けつけた。阪神・淡路大震災救援活動、生活再建支援の法律制定など市民運動以来の仲間とも交歓できた。
環境、平和運動、出版、テレビ制作に携わる方々からのあいさつ、海外からの祝辞など、氏の多彩な活動と人柄を鮮やかに示した。
私は、小田さんにこんなメッセージを送った。
「大きな身体で、早口で吼(ほ)える
ジッとにらみつけ、他にモノを言わせぬ
そんなあなたからの手紙は、似つかわしくない字でいつもまともに読めません。
私も、大よそこんな意味だろうと解釈して?阪神大震災被災者救援や超党派議員と市民立法活動をご一緒してきました。
自民党の政治に憤り、アメリカの報復戦争に怒りの炎をぶつけ、世界と日本の平和を熱っぽく語り、“人間の国”を希求してやまないおう盛な行動力。
有事法制、個人情報保護法、官房長官の『非核三原則見直し』発言など、憲法を根底からないがしろにする動き急な折、大いに吼えていただかねばなりません!皆で一緒に手を携えて吼えまくろうではありませんか」と。
被災者救援の個人補償を迫る私に、政府は「資本主義国・日本ではできない」と答弁したが、法律制定の運動の大きなうねりの中で、地震被害を受けた鳥取県では「住宅再建支援三百万円」を実現した。時はムダに流れてはいない。人が人として大切にされる国、憲法が政治に生きる当たり前の国を本気でつくろうではありませんか。
戦後を“戦前”にするような危険な動きをストップし、“人間の国”へのさらなる前進を誓い合った。
[「しんぶん赤旗」2002年6月6日付、国会議員のリレーエッセー]
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