穀田恵二
次に生きる「たたかい」
京都府知事選挙は、今後に生きるたたかいだ。要求はいっそう切実さを増し、運動は発展せざるをえない。乳幼児医療費の無料化や介護保険の減免、中小企業への官公需の発注増など、地方自治体の本来の仕事をキチンとおこなえという府民の声だからである。
敗れたとはいえ、選挙結果は確信を与えた。思えば78年の民主府政落城後、知事選挙のたびに民主陣営は残念ながら得票を減じた。94年は28万票台の底を打った。前回ではじめて増票に転じ36万台に、そして今回39万台に伸び、着実に前進したのである。
昨年の参院比例票という基礎的力関係で比較すると、森川候補は、日本共産党の2倍以上の得票、一方相乗り陣営は6党合計の半分程度にとどまり、府民の過半数の支持を得られなかったのである。
そして一連の報道にあるように「無党派層の多数は森川さんに投票」した。日本共産党と無党派層との共同も広がったことを示した。
選挙を通じて、みんな新しい経験を積み、学んだ。私自身も選挙期間中、何度も新幹線“通勤”した。「まちの社長さん」街頭演説会、また「各派宗教者合同」のそれなどかつてない体験をした。
腐敗政治への怒り、要求は決して消えることはない。踏まれても草の根は絶えはしない。このたたかいを「次に生かし」、世直しに挑み続けよう。
[「しんぶん赤旗」2002年4月11日付、国会議員のリレーエッセー]
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