こくた恵二
こくたが駆く

「北朝鮮の万景峰号入港禁止について」賛成の意見表明

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 今日の国土交通委員会で「特定船舶(万景峰92号)の入港禁止の実施に関し承認を求める」の件について以下の通り賛成の意見表明を行なった。

 北朝鮮のミサイル発射、つづく核実験にたいして、わが党は「国際社会の意思を無視し、6カ国協議や日朝平壌宣言などの国際取り決めを蹂躙する暴挙である」ときびしく非難、抗議し、北朝鮮に核計画を放棄し即時無条件に6者協議に復帰することを要求しました。 
 そのために国際社会が一致協力して北朝鮮に迫り、平和的外交的に解決することが重要だという見地を強調してきました。
 日本独自の措置も、こうした見地からありうると表明してきたところです。

 本日の承認案件は、北朝鮮のミサイル発射に伴う万景峰92号の入港禁止措置に係わるものです。(7月5日実施)
 政府は、7月、わが党の質問に、入港禁止措置の目的は、「対話を通じた懸案の解決を図るため」のものであり、6者会合の共同声明の履行と平壌宣言にもとづき諸懸案の包括的解決をしていく方針に変わりがない旨の答弁をしています(安倍官房長官=当時)。

 わが党は、万景峰号の入港禁止措置が、いわゆる制裁のための制裁ではなく、北朝鮮を6者協議に戻し、平壌宣言にもとづく対話の道に復帰させ、外交的解決をはかる手段としてとられたことを了とするものです。
 日本独自の措置は、中・韓をはじめ近隣関係諸国との協調のもと、国際社会の一致結束を強め、外交解決をはかる方向で実施されるべきことを重ねて強調しておきたいと思います。
 

(Update : 2006/10/18)