こくた恵二
こくたが駆く

シベリア抑留問題の解決を急げ!

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 昨日、大阪市内で開かれたシベリア抑留者未払い賃金要求の会の総会に参加、あいさつをおこなった。
 シベリア抑留問題とは、終戦後、中国大陸にいた関東軍60万の日本兵が、スターリンのソ連に抑留され強制労働をさせられた問題で、近年ソ連の崩壊によって出てきた膨大な秘密文書の中から、日本の大本営からソ連側に『賠償として軍人や居留民の労力を提供することに同意する』という文書が提出されていたことが明らかになっている。
 「棄兵・棄民」として、極寒のシベリアに長年にわたって抑留された方々に対し、日本政府は戦後60年たった今もまともな補償をおこなっていない。
 昨年、野党3党が共同で衆議院に提出した、戦後強制抑留者特別給付金支給法案はほとんど審議がされないまま継続審議となっている。元抑留者の方々はすでに平均年齢が80歳を大きく超えている、一日も早い解決のために私も全力で頑張る決意を述べた。

 総会には、宮本たけし・前参議院議員も参加し激励の祝辞を述べました

(Update : 2006/07/31)