こくた恵二
こくたが駆く

エイズ・キャンドルパレードを激励

photo 昨日の続き
 なら赤旗まつりでの記念講演終了後は京都にとんぼ返り。
 太秦映画村で行われた、全京都建設協同組合(杉原武理事長)の創立50周年記念式典に参加。
 実は、自宅から車で10分ほどの距離にある有名な観光スポットでありながら、映画村の中に入場するのは初めて、お子さん連れならとても愉しそうだ。式典会場となったスタジオは、普段は仮面ライダーショーなどが講演されるのであろう。

 スケジュールの都合で、パーティーには出席せずに途中退席させていただいたのだが、記念パーティーでは地震が起こった場合に迅速に救援活動を行う「建設救援隊サンダーバード京都」をこのほどたちあげたとのことで、そのお披露目がされたようだ。

photo 太秦映画村をあとにして、京都市役所前で行われた「AIDS CANDLE Parade 14th」の参加者を激励。
 主催をしたのは、市民団体「プラネット(HIVと共に生きる会)」。
 今回は「大阪HIV訴訟」原告団代表で、95年に49歳で亡くなった石田吉明さんの遺品のセーターなどで家族らがつむいだ「メモリアルキルト」も掲げられていた。写真右から二人目、キルトをはさんで反対側に立っているのが、代表の小田桐孝子さん
 石田さんはプラネットの発起人で、国や製薬会社との交渉や感染者の救援運動に、厳しい差別の中でも実名を公表し取り組んだ方だ。

photo 近年、日本でも10代や20代のHIV感染が広がっている。欧米と比べても日本では感染者が増え続けており、その半数が若者であるとのこと。日本はまだまだエイズに対する無知や無理解が多いのだ。
 このキャンドルパレードは、エイズで亡くなった人々をキャンドルの下で思い起こし、彼らを十分に理解できなかった社会に対して、エイズとともに生きる<共生>を訴えるためのもの。
 京都市会議員団から、井坂博文市議、さとう和夫市議、西野さち子市議が参加

(Update : 2006/05/22)