こくた恵二
こくたが駆く

KBSラジオ聞いてくれはりましたか?
住生活基本法について懇談

 今日12時50分から地元のKBSラジオに国会から中継。国会対策委員長の仕事とは何か?その一日は?などから、竹島問題、行政改革法案問題などに答えた。

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 住生活基本法の審議が終日行なわれた。午前中は参考人質疑。
 国際基督大学教授八田達夫氏、前法政大学教授本間義人氏。私は、「公共住宅の役割と住生活基本法に盛り込むべき内容について」という基本問題について意見を聞きました。
 1950年に制定された公営住宅法の目的には、「健康で文化的な生活を営むに足りる住宅を整備し…国民生活の安定と福祉に寄与」とある。
 安価で良質な公共住宅が一定の比率になれば、民間の住宅にも影響を与え、国民全体の住生活の向上につながるという考え方が政府の住宅政策にあった。
 さらに、政府の住宅宅地審議会は1980年の答申で、政府に住宅基本法の制定を迫り、同胞に盛り込むべき内容として、@住宅政策の目標 A国・地方公共団体の施策分担及び相互協力 B住宅及び住環境の水準の目標 C全国及び地方公共団体等地域レベルで設定される住宅計画の策定 D住宅に関する諸施策及びそのおのおのの基本方向の提示を掲げていた。
 住生活に関する基本法制定の歴史的経緯からしても大事な指摘だと思うがどうか?
     
 両氏は、基本法としての内容に含まれるべきもの。公共住宅の役割は現在も重要であることを陳述いただきました。

 審議後、傍聴に来られた公団自治協主催の議員面会所での集会に参加。民主、公明、社民も参加。住生活基本法についての評価を各々述べた。引き続いて参加者と懇談。

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(Update : 2006/04/21)