こくた恵二
こくたが駆く

東京から京都・大阪・また京都・最後は兵庫
―明日は岩手

photo 本日、午前中は東京にて打ち合わせ、そして11時半頃に品川を出る新幹線に飛び乗って、京都駅へ。もちろん京都府知事選挙の応援のためだ。
 14:00〜左京区の百万遍交差点で大街頭演説。左京区といえば、前回・前々回の選挙で自民党陣営の候補に票数で上回った地域である。とりわけ、百万遍の交差点といえば左京区の中心地にして京都大学も近く、行政区単位の街頭演説ではおそらく最も動員力があるのではなかろうか?
 少し肌寒くはあったが、お日様も照って気持ちの良い街頭宣伝日和。「前回・前々回の選挙で相手陣営を上回った『強い左京の伝統』を今度の選挙でも大いに発揮しよう!」と呼びかける。

photo 左京区から、京阪電車に乗って一路大阪へ。来週の国会質問の準備のために打合せのためだ。
 打合せを1時間ほどで済ませて、ふたたび京阪電車で移動して次は京都南部の八幡市へ。「民主府政八幡市の会」の事務所びらきに駆けつけた。
 国会情勢に関わって、やはり民主党の「永田・メール問題」について一言。野党のあり方として、しっかりとした証拠の積上げが無くては無責任といわざるを得ないという点と、このことによって、ライブドア・堀江氏の「錬金術」を自民党が後押ししたことは紛れも無い事実であるのに、それをを覆い隠し、結局自民党を利する結果になったという点を指摘した。

photo 八幡市から車で30分、次は京田辺市の演説会。
 移動の車中から外を眺めると、相手陣営のポスターがそろそろ増えて来ていることがわかる。そう「活力」と大書きされたポスターだ。
 演説の中でさっそく使わせてもらう「78年の選挙を忘れることができない。自民党の陣営は『京都に活力を!』と訴えて、民主府政を落城させた。あれから28年、本当に京都に活力が訪れたか?京都の伝統産業である西陣織の出荷量は当時の約8分の1に、友禅は20分の1に激減したのが、自民党陣営の言う『活力』の正体だ」「西陣織工業組合の理事長も『京都はものづくりの街、マネーゲームが席巻し、真面目に額に汗してものづくりをすることがおろそかにされている今の社会は異常だ』と指摘している」ことを紹介。最後は「構造改革推進府政にノーの審判を」と締めくくった。

 京田辺からJR片町線で、最後は兵庫県の伊丹へ。選挙応援のために明日の朝一の飛行機で岩手に飛ぶので、伊丹空港近くのホテルに前泊するのだ。チェックインしたときには10時をまわっていた。いやはや、これだけの時間と距離を電車で移動したのも珍しい。

(Update : 2006/03/04)