こくた恵二
こくたが駆く

衣笠洋子さんで政治に春を!―春を呼ぶつどいに駆けつけた

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 今日は、4月9日投票の京都府知事選挙に向けた最大の節目にあたる演説会。今日の天気はあいにくの雨であったが、それでも京都府立体育館イッパイに集まった参加者のみなさん、お疲れさまでした。
 私は、国会情勢報告を兼ねて今回の府知事選挙の意義について、10分の演説をおこなった。

 まずはじめに、現在の国会をめぐる状況を語る上で重要なキーワードとして『潮目が変わってきた』『それを言っちゃ〜お終いよ』の二つを紹介。
 最近の世論調査で、小泉改革によって『最近格差が広がっている』と感じている方が、共同通信でも朝日新聞でも7割を超えていることや、税金によって『所得を再配分して、格差が広がらないようにするほうが望ましい』と答えた人も68%にのぼるなどの『潮目が変わった』とも言うべき、世論の変化を指摘。
 そして、国会での小泉首相が「格差は広がっていない」と答えたり「格差が広がって何が悪い」と開き直るなど、政治の責任を放棄する答弁をしていることを紹介。まさに「それを言っちゃ〜おしまいよ!」だ。

 また、いわゆる4点セットと言われている「耐震偽装」「ライブドア」「米国産牛肉輸入」「防衛施設庁官製談合問題」について「小泉政治の『改革』の正体は『偽装』と『粉飾』そのものだ」と指摘。国民との矛盾をいっそう拡大し、暮らしを破壊する最悪の自民党政治であると述べた。

 そして最後は、今度の府知事選挙は「府民が小泉政治にノーの審判を下す選挙であり一体となって悪政をすすめる現府政に審判をくだし、府民の暮らしを守る防波堤の役割をする民主府政を誕生させよう!」と呼びかけた。

 今回の集会に参加するために、4時13分東京発の新幹線にとび乗り京都へ、そして演説終了後はまたすぐに京都駅から新幹線に飛び乗って深夜東京へもどった。

(Update : 2006/02/16)