こくた恵二
こくたが駆く

薩摩の雫

 写真や言葉では、なかなか表現できない。

photo

 鹿児島の民商の塩崎さんからいただいた『薩摩の雫』
            (島津磯斉彬竈 薩摩ガラス工芸作)
 創作島津薩摩切子、子どもの拳くらいの大きさだが、全体が大きなしたたる“しずく”の形。六角形のその表面に切子の模様(というのだろうか?)が刻まれ、その六角のうち2面が、ゆるやかにえぐられ、中に気泡が浮いている。雫の中に雫がみえる。
 この美しさがお伝えできないのが、残念だ。ぜひ、ご来室の際、実物をご覧ください。

(Update : 2005/12/27)