こくた恵二
こくたが駆く

島根県・松江の「党を語る集い」に

 昨日まで大分で、党国土交通部会としての調査を行い、朝一番で松江に移動、「党を語る集い」に出席した。
 大分から松江までの移動は、これがまたとても大変だ。電車での移動は、乗り継ぎの関係でうまくいきそうになかったので、結局、大分空港から一旦伊丹空港まで飛び、そこから出雲空港へ、ということになった。これも飛行機の時間の関係でギリギリ。関係者のみなさんにご心配をおかけすることとなった。“綱渡り”ならぬ、----、なんと表現するのが適切か?

 さて、私は「語る会」で、まず先の総選挙でのご支援に感謝を申し上げ、第一に、総選挙の小泉内閣の暴走とその後の政党配置図についてお話を始めた。選挙後の世論調査で、国民の6割を超す人々が「自民党は議席を増やしすぎた」「日本の今後が不安だ」との不安の声をあげている。このことは、甘く見ることは出来ない新しい危険を日本の政治に持ち込んでおり、選挙後の国会で数の力におごり、暴走を始めている(郵政民営化法案、障害者「自立支援」法案の有無を言わさぬ強行、庶民増税への本格的な踏み出し、憲法改定の国民投票法案を審議する特別委員会の設置など)。
 民主党は「改革競争」の名で暴走を競い政策的合流を強めている。
 一方で、暴走政治に国民の立場から正面から立ち向かい、「たしかな野党」として奮闘。「民意は何を示したか」と元気ハツラツ
本質をえぐる論戦でリードてきたのが日本共産党だ。
 私たちは、「本当の改革とは何か」を提起してきた。そしてその道筋を示してきたのが、新しい党綱領だ。
 今の日本社会は、@戦後60年と過去の侵略戦争の評価の問題が異常、Aアメリカいいなりの政治という異常さ、B“ルールなき資本主義”をつくってきた極端な大企業中心のゆがみ。
 日本共産党は、昨年新しい綱領をつくり、「日本共産党はどんな日本をめざすのか」について、明かにした。私たちがめざす改革の以上述べた3つの異常を根本から変える。
 党の役割に確信をもって、党を大きく強くしていこう。
 憲法をまもる草の根の運動が展開され、先日の参院神奈川補欠選挙や一連の中間選挙での結果は、国民の期待を示している。
 国民的には磐石の基盤持っているわけではない。「たしかな野党」・日本共産党が国会内外で奮闘し、庶民大増税と憲法改定を阻止するために、ともにがんばろう。
 訴えの後、「こくたさんが質問に答えるコーナー」があるではないか。
 政党助成金の不当性の問題から、「松江の夜が淋しくなった商売が大変」、松江市の道路拡幅工事、隠岐空港のジェット飛行機便の就航の可能性、しんぶん「赤旗」の紙面改善、入党を訴える際のことなど次から次へと出るわ出るわ。
 丁寧に答えつつ最後は再度日本共産党を強く大きくと結んだ。
 そしたら、「入党した方は、こくたさんと一緒に記念写真を撮ります」と宣言。驚くのはこっちだ。
 青年が入党し少し年配の方も入党。記念写真に見事におさまった。
 大きな変化が感じられた嬉しい一日になった。

(Update : 2005/11/23)