こくた恵二
こくたが駆く

再び参院神奈川補選・はたの君枝候補の応援へ

 お知らせしたように、雨の予報も跳ね返し、参院神奈川補選・はたの君江候補の応援。
 鶴見駅前、桜木町ランドマーク側、二俣川駅前で演説。
 久しぶりに大森猛元衆議院議員とも一緒に宣伝。

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一、総選挙で訴えた「たしかな野党」の意味合いの大きさが立証されつつある国会。
1、自民、公明が、衆議院で3分の二を超える絶対多数の議席を占めたことについて。
国民的には磐石の基盤持っているわけではない。
@議席は圧勝だが、得票では半数に満たず、第一党有利に民意を歪める小選挙区制による
A最大の争点とした郵政問題でも真実を語らず。
B庶民大増税と憲法改定という重大な争点を隠して。     得た結果に他ならない。
2、国民の不安と国会の様相
※選挙後の世論調査でも、国民の6割を超す人々が、「自民党は議席を増やしすぎた」「日本の今後が不安だ」との声をあげている→ 不安が現実に、新しい危険を、日本の政治に持ち込んでおり、選挙後の国会で数の力におごり、暴走を始める。
郵政民営化法案、障害者「自立支援」法案の有無を言わさぬ強行、庶民増税への本格的な踏み出し、憲法改定の国民投票法案を審議する特別委員会の設置など。
※暴走政治に対して、国民の立場に立って正面から立ち向かう党=日本共産党
民主党は、「二大政党であるからこそ、野党はますます与党に近寄らない限り、政権は取れない」という小泉首相の誘いに乗り、暴走加速路線を歩む状況。対決の足場なく“白旗”を掲げている状況だ。

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二、今回の選挙で日本共産党「はたの君枝」候補の勝利を
1、「庶民増税許さぬ一票」は、“はたの君枝”さんに!
自民党は、「政府税調のサラリーマン増税はやりません」と宣伝しながら、選挙が終わると直ちに、定率減税廃止や控除見直しによる所得税増税、消費税増税を言い出す始末。
国会での答弁のデタラメぶりも極まれり=「定率減税の廃止や各種控除の見直しは、サラリーマンだけではなく、自営業者にも増税になるからサラリーマン増税ではない」
 こんなとんでもない詭弁で国民をたぶらかすやり方を断じて許せない。
 民主党も消費税の値上げ、控除廃止による増税で小泉政権と同じ道筋
「財源といえば、大儲けしている大企業には減税を続けながら、庶民への増税」しか浮かばない政治に「ノー」の回答をはたの勝利でつきつけようではないか!
2、「憲法9条を守る一票は、“はたの君枝”さんに」
@、衆議院で、憲法改定の国民投票法制を審議する特別委員会の設置が、自民党、公明党だけではなく、ここでも民主党は「拙速だが反対するものではない」などと賛成し強行。
 与党は、「来年の通常国会中に、民主党の協力も得て国民投票法を決定する」とのべている。極めて重大な段階にさしかかっている。
 A、狙いは憲法9条改定にあることは明らか。
 自民党の「新憲法第一次案」で憲法9条の「戦争放棄」、「戦力を持たない」「交戦権を認めない」という原則を全部取っ払って、「自衛軍の保持」「海外での活動」を明記を求めました。「海外で戦争する国」への大変質を狙っている。
サンデープロジェクトで田原氏は、「自民党の草案では交戦権を認めない文字がなくなった。つまり『戦争できない国』から『戦争をできる国』にしようとなっている」
民主党の新代表も「9条2項」の削除を要求。
@、武力行使を目的とした海外派兵は許されない A、集団的自衛権は行使できない B、武力行使を目的とする国連軍に参加できないという歯止めだ。
 ブッシュ政権は、それが我慢ならず、昨年7月には、アーミテー ジ国務副長官が、「第9条は日米同盟の邪魔者」武力の行使、全面的な軍事協力をできるようにせよ、という要求。
 「神奈川新聞」は社説で、「国政の重要課題としての…憲法改正問題への対処」「避けて通れない課題」と指摘。ダンマリは許されない。
 戦後60年という節目の年に、切迫した状況の下での選挙。平和の選択を。
 3、米軍基地強化ノーという県民のねがいの一票は、“はたの君枝”さんに
 キャンプ座間に米陸軍第一軍団司令部の移転が進められようとしている。この新司令部は、イラク戦争に参加の最新鋭戦闘装甲車など「ストライカー旅団」を指揮するのが任務。
 座間基地はますます強化され、いつまでも居座り続ける。座間市や相模原市は、「キャンプ座間の整理・縮小・返還」の方針に逆行する動きとして、署名運動。知事も反対を表明。
神奈川新聞は「各候補者に積極的に語ってほしいのは、在日米軍再編問題である」「指令部移転に反対する相模原、座間両市民の署名が合わせて二十七万人を超えた重みをどう受け止め、その願いを生かすのか。『移転構想は日米間で正式に協議されているものではない』とか、『地元負担の軽減が図られるべきだ』とこの問題をやり過ごそうとしたら、沖縄に次ぐ基地県・神奈川県から選出される候補者としての見識が疑われよう」(10月6日付け) 
 自民党の候補は、米国の違法、無法なイラク戦争を全面的に支持、協力し、自衛隊の海外派兵を強行した人物であることを忘れてはならない。(アナン事務総長も「憲章違反」)
 イラクの情勢は、イラク首相自身が「最悪の戦争状態にある」と発言するほど深刻。
情勢悪化の根本原因は、無法な侵略戦争に続く軍事占領、さらに米英軍などが掃討作戦と称して、女性や子どもも含めた民間人を無差別に殺りくしていることが、暴力とテロの悪循環をつくっている。その米軍の行動を「当然」という人に“子育て”語る資格あるか? 
 民主党は、移転反対の県民世論に対し「木を見て森を見ず」と非難する有様。
 日米同盟が絶対で、「基地強化ノー」言えぬ候補に県民の心を代表することは出来ない!

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 三、勝利の展望をつかんで確信を持って闘おう!
86年のダブル選挙で大勝した中曽根内閣。「この顔がウソつく顔かとウソ言う」で掠め取った。今回は、「真実語らず」「サラリーマン増税しないと」と小選挙区制度で、多数。
山原健二郎衆議院議員は、「三百の 議席もてなお 売上税 民の怒りに ついえ去りたり」と詠んだ。
88年2月に参院大阪補選。売上税の怒りで日本共産党の吉井議員勝利。
国民の世論、「毎日」では「9条を変えるべきではない」62%、「9条は日本の平和に役立った」が80%に。この世論が背景にある。先に触れたが、暴走に心配の国民の声を受け止め正面から対決できるのは日本共産党しかいない。この声に確信を持って闘おう。試され済みの最高の候補者。
 あらためて、「サラリーマン増税ノー」「憲法を守ろう」「米軍基地強化ノー」の声、はたの君枝さんに党派を超えてのご支持を!

(Update : 2005/10/15)