こくた恵二
こくたが駆く

「彼岸の入り」 今日の国会=各派協議会開催

 「彼岸の入り」である。「田んぼに咲く彼岸花はどうですか?」東京の宿舎で過ごす時は季節感さえ失われてしまう。“連れ合い”に尋ねた。
 
 さて国会は、今日も「各派協議会」が続く。決定したのは各党の控え室。わが党は人数は変わらないのだが、自民党が増え、民主党が減ったあおりをくい、少々減らされた。
広さは、元の104.3uから,84.3uへ。
  
 もう一つ、私が粘って発言しているのが「憲法調査会」を衣替えして「日本国憲法に関する調査特別委員会」設置する問題だ。
 結論は、今日も持ち帰りだ。
 問題はこの委員会の「目的」だ。先日の提案では、「日本国憲法改正国民投票制度及び日本国憲法の広範かつ総合的な調査を行なうため」だった。
 今日は、「日本国憲法改正国民投票制度に係る議案の審査等及び日本国憲法の広範かつ総合的な調査(国会法第百二条の六の調査をいう)を行うため」との提案である。
 「なぜ変わったのか」と問うと、「あらぬ誤解を受けないために」と来た。「どんな誤解?」と聞けば「正確に理解を得るために」と訂正の場面も。
 ともかく、国会法改正を伴う「常任委員会」設置の提案。次の会には「特別委員会」
さらに次の会には「設置目的」の変更。ともかくもいいかげんさが目立つ。
 根底には、数の驕りと、二大政党の悪弊がある。東京新聞も「与党と民主は衆院憲法調査会を特別委員会に衣替えし、改憲のための国民投票法案審議へ進もうと早々と合意です」と指摘するほどだ。
 危険極まりない「改憲」の動きと真正面から対決する「たしかな野党」日本共産党の役割が光る。
 
 明日からいよいよ、特別国会が始まる。
 まず当選証書を持ち、初登院だ。
 11時30分から、党国会議員団総会。志位和夫委員長と笠井あきら新議員のあいさつ。
 13時から、衆院本会議。(議長・副議長選挙、会期の件、首相指名選挙などが行なわれる。
 いよいよ闘いの火ぶたがきって落とされる。

(Update : 2005/09/20)