こくた恵二
こくたが駆く

昼は国会で、国対委員長会談
夕方は京都で、選挙の打ち上げ会場をハシゴ

憲法常任委員会設置に反対を表明
 昼間は国会にて、与野党国対委員長会談が開催。与党は、絶対多数の議席を背景に、@郵政民営化法を早期審議、A障害者自立支援法再提出を居丈高に迫ってくる。
 私は、国民の判断は「民営化について漠然と理解するが中身は分からない」が多数であって、自・公の提案が支持されたのではない。いよいよ慎重審議が必要だ。
 まして得票率で40%台で多数の議席を占めているだけ等の主張を行なった。自立支援法の再提出など論外だ。
 堂々と闘う姿勢を貫いたのは日本共産党だけ。
 
 私からは、昨日の各派協議会で提起された憲法調査会を常任委員会へのころもがえ問題についてこの場でもキチンと議論をしようと提案。
 だいたい、「憲法調査会」の任務は「憲法について広く調査が目的」であって、終了したのだから幕を閉じるべきである。
 さらに、ことは憲法にかかわる重大問題、報道では21日にも国会法を改正をして、憲法常任委員会を設置するとある。冗談じゃない。もともと憲法調査会の任務終了に当たって今後どうすべきかについて、議院運営委員会で一度も議論されていない。
 調査会設置の際も議運で何度も議論して目的や性格について厳格に定めてきたではないか、と発言。
 これに対して、社民党からは「日本共産党と同様の疑問と懸念がある」とあり、民主党から「昨日の各派協議会で『常任委員会への衣かえ』に賛成したかのような報道があるが事実と違う」との釈明があった。
 公明党からは「議運の場で一度も議論していないのは事実で、こくたさんの言うとおりだ。だからこれから始めようというのだ」と弁明的発言があった。
 自民党からも「憲法調査会設置の際は10ヵ月ほど議論した」
 これから議論することで会議は閉じられたが、選挙直後から憲法めぐる重大なヤリトリが始まっている。国民的監視と運動がいよいよ大切であることを実感した。

photo 夕方5時33分京都着の新幹線で帰京し、まずは京都一区選挙事務所の皆さんの「ごくろうさん会」に出席。
 選挙期間中のみなさんのさまざまなご尽力に心からお礼を申し上げるとともに、さっそく動き始めている国会の最新情勢を報告。
 「すでに次の選挙にむけて、たたかいは始まっているという構えで動き始めています、今後とものご支援をよろしくお願いします」

photo ゆっくりするまもなく、南区の後援会のごくろうさん会へ。
 ここでも、国会の最新情勢を報告「民主党は大負け、民営化反対の勢力のなかでも、『国民の審判が下ったから・・・』などと、まったくやる気をなくしている、わが党だけが『あれは、ウソで国民を騙しただけじゃないか!』さっそく増税発言や憲法常任委員会への衣がえの動きなど、日本共産党が明らかにしてきた悪政の実行がはじまろうとしている。これと真っ向から闘う」と意気軒昂、まさに『国会に共産党なかりせば・国会にこくたがいなければ』の事態になっている」と訴えた。

 南区から今度は北民商のごくろうさん会、そして、その後京都駅へ。8時46分発の新幹線に、ギリギリ『文字通り、走って飛び乗って』東京へとんぼ返りしました。

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(Update : 2005/09/15)