こくた恵二
こくたが駆く

緊急街頭国会報告演説!京滋を駆ける

photo 火曜日の『郵政民営化法案―たった5票で薄氷の衆議院通過』という事態をうけて、政局は流動化してきた。

 こういう情勢のときは、街頭へ打って出て、多くの有権者に政見を述べることが大事である。本日は京都市役所前での障害者自立支援法反対集会に出席・あいさつ(写真右)をおこなったのを皮切りに、京都市内2箇所、滋賀で1箇所の街頭宣伝をおこなった。
 雨の中障害者の方々が、「障害者自立支援法」をめぐって、「『応益負担』反対、障害者自立支援法案の成立を急ぐな!京都で公聴会を開いて当事者の意見を聞け!街頭大演説会・パレード・街頭宣伝」と銘打って開いた集会でのあいさつであった。
 衆議院厚生労働委員会で論議されている焦点の悪法だ。
 7月5日には、東京で大集会が成功裏に催された。今日の集会も連続して持たれた。参加のみなさんに心からの敬意を表したい。
 与党が「都議選前の採決」を後にずらしたもの。「障害者にとって良い法律なら胸張って、選挙前に成立させ、宣伝するはず」ここにも悪法であることの証明がある。
 医療を含めて、サービス利用時に「応益負担」(定率負担)が盛り込まれている。障害者が利用するサービスがどうして「益」なのか。怒りを覚える。
 社会保障の精神を踏みにじるものと言わねばならない。この13日にも採決を与党は狙っている。力をあわせ廃案目指してがんばろう。

photo 四条通・京都信用金庫前、京都駅・近鉄百貨店前、滋賀県大津・西武パルコ前と移動して、20分づつの街頭からの訴え。
 私はまずはじめに、昨日ロンドンで起こった同時テロの問題について「一般市民の生命を奪う無差別テロはどんな理由があろうとも断じて許されない犯罪だ」と厳しく糾弾することから話をはじめ、テロを生み出す土壌を無くすことも視野に入れた努力が大事であると指摘した。
 また、郵政民営化法が5票差だった問題については「国民にとっては不利益ばかりの郵政民営化『民間にできることは民間で』と言うが、民間にできない公益性の高いサービスを提供してきたのが郵便局だ」「与党内の反対を抑え切れなかったのは、小泉政治そのものの行き詰まりをしめしたものだ」と指摘し、小泉政権が行き詰まっている問題点として@サラリーマンには大増税を押し付けて、法人税や高額所得者の減税を続けようとしていること、A靖国参拝問題で外国からだけでなく国内からも批判が高まってきていること、について厳しく批判、国民の立場で真っ向から対決しているのが日本共産党であることを強調した。
 また、その共産党が残念ながら2議席議席を後退させた東京都議選の結果については、『得票数・率を前回の参議院選挙と比べれば、共産党だけが130%と大きく伸ばしていて、自民党・民主党ともに大きく票を減らしているし、定数2人区でも2人が競り勝っている』等の点を正しく評価することが大事であると指摘した。

(Update : 2005/07/09)