こくた恵二
こくたが駆く

日朝問題で官房長官申し入れ/京都保険医協会、”きょうされん”と懇談

 11時からの「6・2障害者施策についてきょうされん(旧・共同作業所連絡会)と日本共産党員団との懇談会」に出席し、あいさつ。全国から会場いっぱいの参加者で、熱気のある集会となった。残念ながら、そのあとすぐに官房長官申し入れに出かければならず、途中退席させていただいた。

 その後、市田忠義書記局長とともに細田博之官房長官と会い、先日の朝鮮総連レセプションでの不破哲三議長のあいさつを手渡し、日朝関係打開の問題について懇談した。

photo 京都府保険医協会の先生方、事務局の方々が来室、「@障害者自立支援法案で、子どもたちの療育・児童ディサービスはどうなるのか、A混合診療『実質解禁』」等の問題点やすでに現れている事態について、児童ディサービスの施設長の方、精神科医や歯科医それぞれの立場で直面されている実態がリアルにお話された。

photo さらに京都と岩手からきょうされんの方々が、4万5千名分もの「小規模作業所等成人期障害者施策に関する請願書」を携え、要請にみえた。ここでも、話題の中心は『障害者自立支援法案』だ。私は、「障害者が受ける施策を、“益”とみなし、益を受けているから“応益負担だ”というやり方は間違っている。これは憲法に保障された“権利”であって、障害者自立支援法案は、この根本が間違っている」とお話した。
 余談だが、京都と岩手のきょうされんの方々は、たまたま今日、いっしょに議員要請をされていたということだが-----、生まれ故郷の岩手県、そして現在の拠点の京都のみなさんが私の部屋に集まって、なんとも感慨深い懇談になった。

(Update : 2005/06/02)