こくた恵二
こくたが駆く

母校・立命館大学で、新入生に講演

 自宅から歩いて1分の立命館大学で、『戦後60年、日本と立命館の平和を考える〜わだつみの悲劇を繰り返さないために〜』と題した講演会があり、講師として招かれた。(主催:立命館大学民青同盟)
 会場に向かう途中の掲示板に企画を知らせるビラがたくさん張ってある、よく見ると「緊急報告もあります!JR西日本脱線事故 何が問題だったのか?」と書いてあるではありませんか!情勢に敏感で、機敏に新しいビラを出せるのは「わが後輩ながらさすが」と、感心。
 講演では、まずはじめに私が学生時代に学友会書記長など、学生自治会で活動したエピソードを少しだけ紹介。続いて、戦後60年の節目の年に、世界をみわたせば、ドイツのシュレーダー首相やイタリアのチャンピ大統領などは、過去の侵略戦争への徹底した反省を通じて近隣諸国との真の「和解」を成しとげ、国際社会に認められている例を紹介して、それに対して日本でこの間起こっている、首相をはじめとする与党幹部の侵略戦争への無反省な言動や、憲法九条改悪の動きを批判『自衛隊の存在を書き込むだけの改憲なら良いのじゃないかという世論調査もあるが、9条を変えるというのは現状追認には止まらない。今の世界で、外国に行って戦争を起こしている国は、アメリカしかなく、憲法9条を変え「国際貢献」などといってアメリカと一緒に無法な戦争に乗り出す国に日本を変えてしまっていいのかどうかが、問われている問題だし、絶対許すわけにはゆかない』と訴えた。
 講演終了後は1時間ほど質疑応答をして、来週の国会に備えて、まだ土曜日ではあるが東京へもどることにして家を出発・京都駅に向かった。

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(Update : 2005/05/14)