こくた恵二
こくたが駆く

様々な要望に耳を傾ける−3日間作戦最終日

photo 今日は、21日で『弘法さん』の日。私は21日に京都にいられる時は欠かさずにこの東寺での宣伝に参加している。
 それにしても、暑さ寒さも彼岸までとはよく言ったもので、今日はポカポカとあたたかくこういう日に外で活動できるのは気分がよい。
 南区選出の京都市議、藤井さとみ・井上けんじのお二人と五重塔をバックにパチリ。

photo 宣伝のあとは、下京区の安寧学区で訪問、しんぶん「赤旗」の読者を増やす行動。
 街を歩いていると、「あっ!穀田さんだ、がんばって下さい」と短時間でたて続けに3人ほど声をかけられた。ポスターの効果だろうか?
 その後、JR山陰線の高架沿いにある、国指定の重要文化財角屋へ移動。山陰線の騒音について要望をお聞きする。
 電化に伴うスピードアップで、特に特急電車などの通過時に騒音と振動がひどく、重要文化財の建物の屋根瓦が落ちるなどの被害が出ている。
 確かに説明を聞いている最中も何度も電車の音にさえぎられる、「今日はまだ乗客が少ないから全然マシです。朝のラッシュ時の音はこんなもんじゃないですよ」の説明をお聞きする。
 実は、角屋さんや住民の方々は、やむにやまれず独自に環境調査機関に依頼して、鉄道騒音調査をまとめてもらう。
 その上で、町内会・地域住民の皆さんと京都市会に「JRに防音、防振の救済措置を要望」の請願を提出、全会一致で採択された。
 私は、早速国土交通省鉄道局に、請願に基いて指導を申し入れを行った。今日はその報告も兼ね、実際の調査に山中わたる京都市会議員、西脇いく子京都府議と訪れたのである。(島原地区自治協議会会長で請願者・角屋の中川清生氏と)

photo 下京区から八幡市に移動して、「(仮称)ボートピア八幡」建設問題で現場の調査と、住民のみなさんとの懇談会に参加。
 説明会も開かずに、「地元」自治会長の同意のみで「地元住民の合意は得られた」と建設を推し進めようとしている市長に対し、実際に被害を受ける「近隣」住民の反対署名が1万名以上集まっている。
 この問題で私の事務所が2月7日に国土交通省を呼んで、地元の皆さんと「レクチャー」を受け要望もおこなって来た件。
 国土交通省は、民主党の山井議員が2月28日に行なった質問に「民主的プロセスを得て、住民の実質的な同意が必要」と答弁している。
 そもそも、建設計画現場の土地が属する自治会よりも、「近隣」自治会のほうが、実際に住民の住んでいる位置関係からみて建設現場に近く、実際に被害を受ける住民の声をまったく聞いていないのだ(文書で説明するのが難しいのですが・・・)。
 予定されている現地に行って地図を見ながら説明を受けて、実感できる。やはり現場に足を運んでみるのは大事である。
 懇談会終了後に京都駅へ向かう車中で、吉井英勝衆議院議員から携帯電話に連絡が入る。昨日の福岡県沖地震で「現場」に駆けつけてもらったその報告であった。国民の苦難の「現場」にただちに駆けつける、まさに日本共産党の本領発揮である。

(Update : 2005/03/21)