こくた恵二
こくたが駆く

SO長野開会式詳報

photo 2005年スペシャルオリンピックス(SO)冬季世界大会−長野が開会。長野市オリンピック記念アリーナ(エムウェーブ)で開会式が行なわれた。私もSO支援国会議員連盟幹事として参加。
 「皆で集い、共に楽しもう」を大会テーマに、知的障害のあるアスリート、ファミリー、ボランティア、サポーター、観客などすべての人々が主役の大会だ。
 「人はみな、『勇気の翼』を持っています」と謳いあげたテーマソング「太陽」をオープニングの前に交流。


photo 入場式も素敵だった。「里の秋」「春が来た」「うさぎのダンス」「母さんのうた」などの日本の童謡をバックに、各国の参加選手団がそれぞれのユニフォームに身をつつみ入場。(久しぶりに懐かしい唱を聴き心が穏やかになったのは私だけではあるまい)
 ジャマイカの選手団は毛布を巻いて登場。ユニークというか雪のない国ならでは。
ラトビアやメキシコはそろいの赤いマフラー。ウガンダは赤、黒、黄の横縞のマフラー。
 「寒さと競技に勇敢に立ち向かう」のメッセージで登場はシンガポール選手団。
ヨーロッパのアルプスから日本のアルプスに来たのはスイス選手団。
 みんな、「冬の日本に来れたことは夢のようだ」と語り、応援する我々も国境を越えて一緒に手拍子。
 イラクの代表団も元気に行進。
「爆弾や戦争から、解き放たれて笛や太鼓の演奏に笑顔を見せていました。嬉しそうだった選手たちを戦争や爆弾のもとに帰したくない。スペシャルオリンピックスの活動は、平和の活動です。善光寺から平和のメッセージを発信したい」と述べた、細川佳代子SO日本理事長の前夜祭でのあいさつが思い起こされる。ひとまず開会式からの報告。

(Update : 2005/02/27)