こくた恵二
こくたが駆く

大忙しの一週間

 衆議院憲法調査会は、昨日、2000年1月に活動を開始して以来「調査期間」とされる5年を経過したとして、締めくくりの自由討議を行った。
 わが党の山口富男衆院議員は、「発足当初から改憲を志向する流れに取りまかれてきた」と指摘した。これに対し、自民、公明、民主各党の議員からは、改憲の方向付けとなる報告書を取りまとめたうえ、調査会を国民投票法案の審議の付託先とすべきだ、との発言が相次ぐなど、憲法を改悪しようとする動きを鮮明にした。
 調査会最終報告書とりまとめについて、「調査の経過及び結果を記載した報告書を作成し、議長に提出する」との規定にもとづいて行なうべきであり、改憲の方向性をもたせるなどはもってのほかなのである。
 報告書の作成めぐって、せめぎあいが展開されているのである。
 こういうなかで、今晩、“2・25憲法闘争の発展をめざす学習交流集会”が開かれ、私は、「憲法問題をめぐる国会情勢報告」を行った (内容は後日お伝えします)。

photo 今週は、21日に予算委員会の集中審議で「介護問題」を取り上げた質問、23日は国土交通委員会で「ムダな大型事業から国民の安全にかかわる事業に、公共事業の転換を」求めた質問、昨日は拉致問題特別委員会で「朝鮮半島の非核化を実現するために、6カ国協議再開のため、粘り強い努力が必要だ」と主張する質問。
 もちろんこの間にも、連日の議院運営委員会などに出席、文字通り「飛び回った」一週間だった。
 明日は、長野県で開かれる「スペシャルオリンピックス」の開会式に出席、明日の夜中には地元京都へもどり、また月曜日の予算委員会分科会質問のための調査・準備を行う予定だ。まだまだこれから、忙しくなりそうだ。
 少しずつ、またご報告していこうと思う。
(写真・スぺシャルオリンピックス冬期大会のポスター)

(Update : 2005/02/25)