こくた恵二
こくたが駆く

NHK「従軍慰安婦」番組担当者が「改ざん圧力」を、勇気ある告発:マイクロソフトカップ前夜祭に出席

 勇気ある告発がおこなわれた。1月12日の朝日新聞に報道された「NHK『旧日本軍慰安婦』番組改ざん事件」のウラに政府・与党による圧力があったことをNHK番組制作局教育番組センター(文化・福祉番組)のチーフプロデューサが記者会見で明らかにした。
 記者会見の文書で、01年1月に放送されたNHK番組(シリーズ「戦争をどう裁くか」の第2回「問われる戦時性暴力」)に対して、安倍自民党幹事長代理(当時内閣官房長官)中川昭一経済産業大臣(当時衆院議員)は、NHKの国会担当者を呼び出し、放送中止の圧力をかけ、その結果番組の内容は二度にわたって変えられ「番組の企画意図は大きく損なわれることとなりました」と明らかにした。
 この二人の政治家の行為はまったく許しがたく、言論、表現の自由、検閲の禁止をうたう憲法21条に反し、また放送内容について外部からの介入を禁止した放送法に反するものであり、民主主義破壊の行為に他ならない。
 両氏が介入し改ざんを要求した番組の内容は、「従軍慰安婦」制度を批判的に描くことを「公正を欠く」として介入したもの。
 これは、この歴史上の犯罪について、旧日本軍の関与を認め「お詫びと反省の気持ち」を表明した、93年8月4日の政府見解(河野洋平官房長官談話)にも反するものである。




「マイクロソフトカップ前夜祭」に出席
 

photo 私は夜に、日本ラグビーフットボール協会主催の「マイクロソフトカップ前夜祭」に出席。実は超党派の議員でつくる「ラグビー愛好議員連盟」の一員なのである。

photo 協会会長代行の日比野弘氏、真下昇専務理事、清宮克幸早稲田大学ラグビー部監督、神戸製鋼大畑選手らと交歓。
 
 ⇒マイクロソフトカップとは?
 ジャパンラグビートップリーグの上位8チームが競うトーナメント。

photo



(写真上=協会会長代行の日比野弘氏と、写真中=神戸製鋼大畑選手、写真左=清宮克幸早稲田大学ラグビー部監督)

(Update : 2005/01/13)