こくた恵二
こくたが駆く

国鉄まつり、宇治市長選・えもりさん事務所開き

photo 国鉄労働組合京滋地方本部と建交労京都鉄道地方本部が主催する、第15回京都国鉄まつり(会場は下京区の六孫王神社)に参加。
 国鉄労働者1047名への不当解雇撤廃を求め、時々の労働運動・民主運動の課題を掲げ、市民が交流する祭りだ。
 あいさつを依頼されていた。それを考えるのに何時もならパソコンに向かうのだが、時間がなくて朝に原稿用紙を持って、メモをしようと飛び出した。
 その原稿用紙が何と、「国鉄の分割・民営化反対 国鉄京都府民の会」と印刷されたものだった。分割・民営化に反対する運動のカンパの一環として取り組まれたものだ。
 縁とはよく言ったもので、私にとっては、連綿とした運動の絆がここにも現れていると感慨深かった。一日も早い解決のために力をつくさねば。

photo そこから、宇治にひとっ走り。11月28日告示、12月5日投票の宇治市長選挙、「えもり順子」予定候補の事務所開きで激励のあいさつ。
 事務所は、大久保自衛隊基地正面入り口のまん前。
 米軍のイラク・ファルージャでの国際人道法違反の殺りくを止めよ。自衛隊を直ちに撤退せよ。宇治市民の願いでもあるこの点を堂々と主張する「えもり」さんを市長に。
 現市長は、週刊誌が“子育てしやすい町・宇治”と掲載したことをとりあげ、鬼の首でも取ったかのように宣伝している。
 同誌は「少子化の一環として種々の助成制度を設けている。その代表が乳幼児医療助成制度である」と述べている。その肝心の制度を京都府南部の13自治体の中で、自治体独自の助成を実行していないのが宇治市なのである。
 耐震基準を満たしていない学校施設が8割もあるのに改修が放置されている実態、市の公共事業の中小企業への発注率もかつての8割台から6割以下に。この市政の転換こそ求められている。
 五人の子どもを育て、障害者の作業所作りなどで粘り強く運動し実現してきた草の根パワーの「えもり」さんをぜひ、市長に押しあげよう。
 


(Update : 2004/11/20)