こくた恵二
こくたが駆く

西日本JRバスの存続を求めて本社に交渉

photo 23日、JRびわこ線近江八幡駅と草津線三雲駅とを結ぶ西日本ジェイアールバスの廃止計画で、桐山ヒサ子滋賀県議会議員とともに、存続を求めて利用者や地元自治体から寄せられた署名1065人分を持って、大阪市此花区の同本社に存続を訴えました。
 この路線は、18路線・総運行距離は295・4キロ。地域住民にとって通勤・通学の大事な交通機関です。ところが「赤字」を理由に今年3月末に突然「廃止」通告が発表されました。甲西町の谷畑町長も「唐突な路線廃止に驚いている」と議会で発言するように、まさに利用者にとっては寝耳に水の話。「廃止されたら困る」「何としても存続して」という声があがっています。
 私は、甲西町長ら町三役、町議全員、30名の自治会長、商工会長、湖南工業団地協会長をはじめ、住民から寄せられた存続を求める署名を手渡し、住民にとっては大切な路線だから、一方的な廃止はしないようにと申し入れました。
 応対した野中雅志総務部長は、「年間8000万円の赤字。維持するだけの万策はつきている」として廃止の方針に変わりがないことをのべましたが、私は、公共交通機関の社会的責任からいっても、地元自治体にきちんと説明すべきと強調。野中総務部長は、「要請があれば対応する」と約束しました。

(Update : 2004/06/23)