こくた恵二
こくたが駆く

与野党国会対策委員長会談に出席

 16日、国会内で開かれた与野党の国会対策委員長会談に出席しました。
 自衛隊のイラク派兵承認案と「イラク復興支援」費を含む補正予算案の審議について野党側は、本会議での趣旨説明・質疑から入るよう求めましたが、早期処理をねらう与党側の主張と平行線のまま、議院運営委員会での継続審議となりました。
 会談で自民党の中川秀直国対委員長がイラク派兵承認案について、「(施政方針など)政府4演説に含んでいるので速やかに委員会審議入りしてほしい」とのべ、本会議の審議を省略して早期成立を図りたい考えを示しました。
 これにたいし私は、次のようにのべました。(1)イラク派兵は重大問題であり、本会議で趣旨説明と質疑をおこなう必要がある。(2)世論調査でも首相の説明不足を指摘する声が強い。(3)施政方針演説で言及するからやらないとなれば、他の重要法案でも本会議審議を省略できることになる。(4)与党は先遣隊と本隊派遣は違うので党首会談も必要としているのに本会議審議をしないのはおかしい。
 民主党の野田佳彦国対委員長も、「本会議から入り、委員会審議に移るべきだ」とのべ、補正予算案と本予算案の審議はその後にすべきだと主張しました。
 通常国会は19日開会です。

(Update : 2004/01/16)