こくた恵二
こくた恵二のこだわりエッセー

地域に密着する地元商店街は住民の宝(京都民報7月30日付)

 7月に国会が閉会しているのは久しぶりだ。地元の商店街の祭りを激励・参加。西新道商店街、天神御旅、新大宮等々京都は地元に密着し元気に活動する商店街がたくさんある。
 98年大店法廃止などによって、「規制緩和」の名の下に大型店の出店が緩やかにされた。その結果どうだろう。秩序なきまちづくり、大型店の進出と撤退による商店街の衰退、中心市街地の空洞化・疲弊をもたらしただけだった。
 そのなかで、地元の住民と結びつきを強め、大型店の横暴と果敢に対抗し続けたのが先に述べた京都の商店街だ。
 いまや、不十分ではあるが「まちづくり三法」見直しなど、規制緩和の見直しが始まりつつある。マスメディアも「検証構造改革」と特集を組み、「規制緩和万能論に影」と報じざるを得なくなっている。
 規制緩和に対して、「日本財界と米国の要求がある」として唯一反対してきた日本共産党の主張と、商店街の運動が実ったものである。
 さて、西新道商店街と言えば、ある経済誌で「日本で一番元気な商店街」と称されるほどだ。地域に根付き、親しまれる様々な企画で、自治体、商店街の調査団がひっきりなしだ。中小企業庁も推奨するだけのことはある。
 事務局長を兼ねる原田完府議と浴衣姿でバッチリ決めて、平井良人市議予定候補ともども、まつりの激励に。
「どこの若旦那さんかと思いましたわ」「頑張ってや」と声をかけられた。
 元気な地元商店街の発展を一緒に築いていかねばの決意を込め、「おおきに」

(Update : 2006/07/31)