こくた恵二
こくた恵二のこだわりエッセー

「痛み」だけを押しつける小泉政治、
これ以上ガマンできますか?(衣笠・金閣民報8月号)

 小泉内閣の庶民イジメの数々がどうして「改革」でしょうか。「痛みをガマンすれば、希望ある明日が来る」と叫んで行なったことは何だったでしょう。

 リストラ、賃金のダウン、若者の就職難、その上医療費の3割負担、年金の給付は下がり負担は上がりっぱなし、介護保険も改悪。「構造改革」の名で庶民に押し付けられたのは「痛み」だけではありませんか。まさに“ふんだり、けったり”の悪政です。

 そして「明日」に待っているのは、消費税増税とサラリーマン増税の大増税計画です。「冗談やない」「いい加減にせーよ」と怒りを爆発させるときではないでしょうか?

 庶民への増税、憲法改悪という国の基本にかかわる根本問題で同じ立場の民主党では政治の流れは変わりません。

 自民党との違いはと問われ「日本橋三越と高島屋の違い」(岡田代表)「キリンとアサヒ」(石井副代表)と述べているし、公明党は、どっちが政権についても連立すると明言しているほど、変わりないことは明白です。

 小泉内閣の暴走政治にキッパリ対決する“たしかな野党”が必要です。日本共産党が必要です。

 私は、暮らしを守る問題について、本会議代表質問で郵政民営化反対の論陣を張ってきました。予算委員会で高齢者の控除廃止が国保料などの負担が“雪ダルマ式”に膨れ上がる事実を告発してきました。介護保険の改悪が、利用者・入所者、施設運営者にどれほど負担を強いるのか怒りをもって反対してきました。「障害者自立支援法」が障害者に重い負担を課すかを指摘してきました。

 私は、自民党の悪政に立ち向かってきました。同時に皆さんの運動を背景に「JR事故の原因究明、再発防止」で「ATSの設置にとり組む」(国交大臣)や「政府にも責任がある」(小泉首相)と追及し、一歩でも安全の前進のために奮闘してきました。

 今度の総選挙でこの党を伸ばし、私を一区の代表として押し上げてください。

 私は、皆さんとスクラムを組んで、小泉暴走政治に「待った」をかけます。大増税をストップします。戦後60年の記念すべき年、戦後政治の原点である憲法をまもりぬきます。「日本の夜明けは京都から」新しい政治の流れを京都からつくりましょう。

 地元の皆さんのご支援を心からお願いするものです

衣笠・金閣後援会ニュース、左大文字8月号

(Update : 2005/08/20)