こくた恵二
こくた恵二のこだわりエッセー

18年間に怒りの審判を

 国会が始まった。イラク問題、国民の暮らしの問題を中心とした日本の進路をめぐる闘いが幕を開けた。その行方を左右する京都市長選挙は今日、25日が告示だ。
 自衛隊のイラク派兵に反対し、日本の憲法9条を守ろう、平和都市・京都をつくる市民の意思を全国に示そう。
 暮らしと営業を守れの声を京都から発信しようではないか。
 自民党がオール与党の中心に座った京都になって18年、みんなで市政の実態を見つめ直してみたい。
 18年間で、京都を支える中小企業と地場産業は、少しでもましになったと言えるだろうか。事業所の減は全国最悪。
 「住民の福祉の増進に努める」(地方自治の目的)はず、国保や介護サービス、進んだのだろうか?切捨てだけは一番。
 世界文化遺産に指定された古都・京都の景観は守られているのだろうか。びっくりするほど高層建築とまち並み破壊のラッシュ。
 部落解放同盟の無法はなくなったのか。いまだにウソをついて研修会と称して温泉旅行。世間で通らないことが平然とまかり通るこの不条理。
 悪政の連続とも言うべきオール与党の18年間に怒りの審判を下そうではないか。
 日本共産党は「2004春・京都市民ネットワーク」の一員として共同の輪を誠実に守りぬき、広原もりあきさんの勝利に全力を尽くす。

(「京都民報」2004年1月25日号、国会議員リポート)

(Update : 2004/01/22)